睡眠障害(不眠症)|明大前メンタルクリニック 世田谷区松原の心療内科・精神科

TEL:03-6265-8661

睡眠障害(不眠症)

不眠症とは

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不眠症は睡眠障害の一つで、

  • 夜寝つきが悪い
  • 眠った状態を継続できない
  • 朝やたらと早く目が覚める
  • 眠りが浅くて眠った気がしない

――などの症状が続き、よく眠れないために日中の眠気、注意力の散漫、疲労や体調不良が起こってくる疾患です。
日本人の約5人に1人が、こうした不眠症に悩んでいると言われます。
不眠症は、小児期や青年期には少ないのですが、20~30歳代に始まって加齢とともに増加していき、中年、老年になると急増し、60歳以上の方では約30%の人が悩んでいると言われます。性別では、男性よりも女性に多いようです。
不眠の原因はストレス、心や体の病気、薬の副作用など、様々です。

不眠症の4つのパターン

不眠症の症状は、大きく次の4つのパターンに分けられます。複数の症状パターンが同時に現れることもあります。

入眠困難

床に就いてもなかなか(30分~1時間以上)眠れない。

中途覚醒

いったんは寝付けても、夜中に何度も目が覚めてしまう。

早朝覚醒

起きようと思っている時刻、または通常の2時間以上前に目覚め、その後眠れなくなる。

熟眠障害

眠りが浅いため、睡眠時間の割には熟睡した感じが伴わない。

不眠症の治療

不眠症の治療は、原因を見極めた上で、原因に応じた治療を進めていくことが大切です。原因を突き止めるためにも、不眠が気になったら、早めに専門医に相談することをお勧めします。眠れない状態を放っておくと、眠ることに対する不安やこだわりが強くなり、ますます眠れなくなるという悪循環に陥りがちだからです。
不眠症の治療には、睡眠薬を使う治療(薬物療法)と睡眠薬を使わない治療(生活指導など)の2つがあり、睡眠薬にも作用時間(効き目の持続する時間)の長さに応じて4つのタイプ(超短時間作用型、短時間作用型、中間作用型、長時間作用型)があります。個々の患者様にふさわしい治療法が、それぞれ選択されます。

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